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いし( ´•ᴗ•ก)ブログ

「きのこもたけのこも、どっちも美味しいよ」という身もふたもない主張をするような人間になりたくない。
「どっちが好きか」と聞かれているのに「どっちも好き」と答えることに違和感がある。
もしもとても真面目な気持ちで２人の女性を愛している男がいたとして、その二股が発覚してしまった時には「どっちが好きなの！？」と厳しく問われるだろう。その時に「どっちも好きだよ」と答えようものなら全てを失い地獄に落ちて来世は豆もやしの細い部分になること間違いなしである。
人の質問の意図を無視してまで自分の意見を語ってしまったらその時点でコミュニケーションは成立し得ないし、相手は「この人は空気を読めないんだな」と失望するに違いない。
僕は人と正しく会話がしたいし、つまらない人間だと思われたくない。そのためには幅広い知識をつけて自分の考えを持つことは勿論大切だ。しかし、それよりも相手を無視しないという事が何よりも大切である。
きのこたけのこの２択然り、二股の２択然り、相手の言葉の意図も考えずに自分の話したいこと、聞いて欲しいことをベラベラとまくし立てるのだけは絶対にやってはいけない。名前を忘れてしまったが、それではソフトバンクショップの前にいる白ハゲロボットと同レベルのコミュニケーション能力しか持ち得ない植物人間である。
最近友人から「恋人が質問に答えず、自分の話したいであろうことばかり喋る」という愚痴を賜ったのだが、「どこのソフトバンクショップの前にいる白ハゲロボットなの？」と聞きそびれた事は個人的に令和史上最大の失態である。
「チャッピー」か「くみっきー」みたいな名前のロボットだったような気がするが、名前が分かったところで白ハゲロボットは白ハゲロボットのままである。しかし、コミュニケーションもろくにとれずに地球上の大切な酸素や水を浪費しながらオシッコやウンチを撒き散らす植物人間よりは、名もなき白ハゲロボットの方がずっと愛嬌があると思う。